アウトドアで料理が楽しくなる!

「世の中には二種類の人間がいる」。

もともとニーチェの格言だったようですが、いろいろな場所で繰り返し使われていますね。私の近隣の主婦仲間では、「世の中には掃除型(片付け型)人間と、料理型(創造型)人間がいる」なんて言われています。私はあきらかに後者寄り。料理をつくること、以上に食べることが好き。食べたあとは、満足してお皿一枚洗うのも面倒になってしまいます。

知人の中に、超きれい好き、潔癖症のため、「キッチンを汚すのがイヤだから、料理はほとんどしない」という人がいます。これは、極端な例ですが、「片付けが面倒だから自宅で揚げ物はしない」という人は少なくないですよね。

今は、外食や内食(家で食事を取る)ことの他に、中食と言って、コンビニやスーパーで買ってきた食材を電子レンジなどで温めるという食事の方法もあるようです。これは、キッチンを汚したくないという人にも歓迎されそうです。

主婦が集ったときに、仕出しのお弁当を取るとか、コンビニでちょっとお弁当を買ってきて、とか。意外とポピュラーなことなのですが、実は私はあまり得意ではありません。仕出し弁当でみなで一様に同じものを食べることで連帯が深まる、というような考えもあるようですが、だったら、カレーを大量に作って、みなで食べた方がよっぽどいいのになあ、とつい思ってしまうのです。

コンビニの料理や、仕出しのお弁当屋さんだって、利用者の声を聞いて、美味しいものをつくろうと日々努力しているはずなのですが、不特定多数を対象にしたそれらは、より、「誰か」を意識した手作り食には、やはり遠く及ばない、と思ってしまうのです。

毎日の食事作りが苦痛だと言う、お母さんは決して少なくない、と思います。食事は女性がつくるもの、という固定観念を持ちつづけているお父さん、食事はお母さんがつくって用意してくれるもの、お母さんが仕事で忙しいときは、コンビニやスーパーでお弁当を買うという決まりになっているご家庭もあるでしょう。

でも、私は思うのです。 食べるために、また食べてもらうために、おいしい!って感じてもらうために、料理することは苦痛なことじゃないはずだし、お父さんだって料理をつくってみていいんだし、子どもたちだって、自分で料理をつくったり、お手伝いをしていいんだよ?と。

ただ漫然と、お腹が空いたから食べる、というのではなく、自分でつくることにより、見えてくることって、実はものすごくたくさんあるんじゃないかな、と思えるんです。

アウトドア体験って、料理への苦手意識をなくす、いい機会だと思います。アウトドア調理で肝になるのは、「不足・欠如」だと思うんですよね。自宅のキッチンのように使い勝手がよくない。調理道具や食材が、なんでもすぐ揃うってわけでもない。「あ、あれ忘れた!」なんてしょっちゅうです。

上手にできなくてもいいんです。いつもと状況が違うんですから。でもその分、自然の中で心が解放されていることや、自分でやり遂げた達成感で、より料理が美味しく、楽しく感じられることは請け合いです。

ここでご紹介しているレシピは、すべて「なんちゃって」です。本格派の料理はひとつもありません。でも、料理に対する苦手意識や、面倒くささみたいなものから、解放される手がかりにはなると思います。食べることは生きること。これらの簡単・気軽なアウトドア料理によって、あなたや家族のこれからの人生が豊かに彩られますことを期待しています。

アメリカンコミックや、映画で見たアウトドアでの焼きマシュマロに憧れてやってみたという質問者。すっかりハマっているが、問題は、残ったマシュマロ。そのままマシュマロを食べるのはあまり好きではないという質問者のために、マシュマロをつかったおやつ、デザートを紹介する。… Read More