今度初めてキャンプに行きます。子どもたちは、飯ごうでご飯を炊いたり、野菜を自分たちで切って、カレーをつくることを今からものすごく楽しみにしているようです。

親としては、子どもたちのキャンプ初体験が、わりとだれでもやっているカレーだけじゃなく、なにかもうひとつ、アウトドアならではの体験をさせてやりたいな、と思っているんですが…、子どもがビックリ!そして笑顔になるような簡単なアイデア料理があったら教えてください。(41歳・サプライズパパさん)

直火OKのサイトなら迷わず牛乳パックホットドッグにトライ

初めてのカレー作りだけでも子どもたちは大興奮のようだけど、なにかもうひとつ、サプライズアイデアを加えて、初キャンプ体験をかけがえのないものにしたい!というサプライズパパさんの心意気、素晴らしいですね。

では、とっておきのアイデア料理教えちゃいますね。それは…。

「牛乳パックホットドッグ」。

用意するものはまず、人数分(あるいはパック詰めホットドッグパンの数だけ)の牛乳パックよ。人数分ちゃんと溜まるまでは地域のリサイクルなんかに出さないで、きちんと取っておいてね。牛乳をあまり飲まないっていうご家庭だったら、一リットル紙パックのジュースやお茶でももちろん、問題なし!上部を開いた状態で洗って干しておきましょう(分解はしないでね!)。

ホットドッグパンにお好みでバター、マーガリンを塗って千切りキャベツとソーセージを挟みましょう。ソーセージはもし、入手できるなら、パンからはみだすくらいの大きさのものがあればより楽しいです。一緒にチーズを挟み込んでみても美味よ。

そのホットドッグをアルミホイルでぐるぐる巻きにしましょう。このとき、アルミホイルをケチってしまうのは御法度。焦げついてしまう原因になります。最低でも二重には巻きつけてみてくださいね。

さて、アルミホイルに包まれたホットドッグパンを、牛乳パックの中に入れ、上部を少し折って中に入れ込むようにします。

これを鉄板や、網の上に置いて、いざ着火。火が上がって子どもたちが大興奮すること、請け合いよ!利用するキャンプ場が〝直火OK〟のところだったら、昔のやきいも感覚で焚き火の中で紙パックホットドッグを燃やしてみて!サプライズ感がより増してきます。

紙パックが完全に焼けて跡形もなくなったら出来上がり!パンは表面カリッと中はふわふわ。ソーセージもアツアツ!出来たてをヤケドしないようにフーフー冷ましながら、召し上がれ。

このままでももちろん美味しいけど、定番のケチャップ、マスタードの他、さらにバージョンアップするためのトッピングとして、みじんぎりタマネギ、レタス、フライドオニオン、ポテトチップの崩したものとかかけて食べるのもオススメよ。ソーセージの本場、ドイツではカレーソース味が人気。レトルトのカレーをかけて、彩りのためにカイエンペッパーを振って、ドイツの人気料理カレー・ブルスト風、なんてちょっと目先も変わって楽しいんじゃない!?

是非いろんなトッピングを試して子どもたちとめいっぱい、初キャンプを楽しんでね!