アウトドア雑誌を広げてみたり、スポーツショップ、アウトドアグッズ専門店などを訪れた人が必ず目にするのが、スモーカーとダッチオーブン。ふたつとも所有している、などという人に会うと、「この人はきっとキャンプの達人なんだな!」などとついつい感心してしまうものです。

この二つ、いったいどのような機能がある、どんな道具なのでしょうか。双方を所有し、毎年、春・夏・秋と冬以外は連泊キャンプを楽しむ、というキャンプの達人(笑)、会社員、山形蓮さん(仮名・51歳)に教えていただきました。

「キャンプの達人だなんてそんな…。ただ、美味しいものに目がないだけで」と山形さんは謙虚です。

最初に購入したのは、どちらですか。

「スモーカーですね。段ボールでできた1000円前後のキットを買ったんです。予想以上に面白くて」。

1000円前後で買えるんですか!じゃ、もちろん使い捨て?

「いえいえ。繰り返し、使えますよ。ただ洗えないし、強度も弱いので…。次に購入したのが3000円ほどのアルミ製のものです」。

こちらの使い勝手は?

「もう7、8年ほど継続してつかっていますね。ぜんぜん問題ないですよ。ブロックベーコンひとかたまりと同時に、パックのチーズ一個がスモークできます。四人家族なのでそれくらいで充分。余って翌朝に温めなおして食べることもあります」。

友人家族と一緒にキャンプに来たときも好評なのだとか。数万単位の高価のなものもあるようですが…。数千円のものとは、どう違うんですか。

「高価なものでは、温度調節ができたり、大量にスモーク料理がつくれたりします。ファミリーキャンパーと言うより、むしろ、業者さんなんかがつかうようなものじゃないかなあ」。

ダッチオーブンについても教えて下さい。

「ダッチオーブンとか言うと、屋外でつかうオーブンのようなものを想像しません?西洋の昔話に出てくるような…」

そうそう!魔女がつかっているような…。

「ぜんぜん違いますよ。ただのフタつき鍋です」。

え。そうなんですか…。

「でも、これが実に便利なんですよ!丈夫でね。開拓時代のカーボーイの必需品だったとか聞くとなんだか男のロマンでしょ?」

炒める、焼く、煮る、蒸す、揚げる…。調理に必要なほとんどの作業がひとつでこなせてしまうのだとか。

「ステンレス製やアルミ制があるけど、屋外利用にこだわるなら、断然銅製がオススメ。ロマンですよ〜。重いけど」。

フタがしっかりしていて、調理中、中身が沸騰してもフタが持ち上がってくるようなことがない。「つまり、例えるなら、圧力鍋ですかね。でも圧力鍋…、っていうと、イメージ的には、ステキな奥様!って感じだけれど、ダッチオーブン!というと、…途端に男のロマンでしょ?ロマン大事だからね。アウトドアには」。

ロマンを愛するキャンパー、山形さん。山形さんいわく、「ダッチオーブンでつくった男のローストビーフは最高!」とのことでした。山形さんに話を聞く範囲では、ちょっぴりナルシシズムの匂いも漂う(?)ダッチオーブン。お値段は数千円〜二万程度。

山形さんいわく、「手入れもさほど面倒ではない」ということなので、ご興味のある方は、一家に一台、男のロマンをいかがですか。

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